「ペットセメタリー」悲しくて怖い物語を解説!ネタバレあり
出典:VOD劇場
こんにちは、たけしゃんです。
今回は一生手元に置いておきたい超おすすめ映画DVDハズレなし「ペットセメタリー」を紹介します。
原作・脚本はホラー映画を含め多くの名作を世に放ってきたスティーヴン・キング。
最愛の人が突然亡くなったら、あなたならどうしますか?
もし生き返ることが出来たのなら。
例えそれが悲劇をまねくとしても、もう一度会いたい。
そんな気持ちを映画化したのが「ペットセメタリー」です。
ペットセメタリーは本当に悲しく怖い物語になっています。
ペットセメターはペットの墓地です。その遥か奥にあるミクマク族の墓地に死んだ者を埋葬すれば
死者は再び蘇ります。しかし邪悪な魂を持って。
死んだ人間を蘇らす行為は決して行ってはいけないが、主人公ルイスは一縷の望みに懸けてしまいます。
その結果多くの犠牲をはらう事になっても「男の意思は岩の様に固い」作中にも登場する言葉の様にルイスは行動します。
その悲劇をみなさんも見て下さい。
かならず、悲しくも怖い気分になり、そして「自分ならどうする」と考えさせられるでしょう。
最後に聞こえる「ルイス、もうやめてくれ」という言葉が耳に残るでしょう。
ペットセメタリー、悲しくて怖い物語のおすすめ理由
・ホラー映画ならではの恐ろしい雰囲気・映像・音響
作品自体が何か薄気味悪い雰囲気に包まれています。
アメリカ・ホラー映画独特の「ビックリした!」という演出はあまりありません。
しかし静かな流れで着々と怖い方に向いていきます。
流れてくるBGMも冒頭から気味が悪いです。
ポップな音楽も流れますが、その落差が恐怖を一層誘います。
死から蘇った者の表情と残忍性は思わず目を覆い隠してしまいたくなる映像です。
他にもルイスの妻レイチェルも恐ろしい悪霊に襲われ、恐怖の世界に引き込まれます。
・悲しい状況と決断の連続
主人公ルイスは、悲劇の後に幾つかの選択に迫られます。
愛する者を失った悲しみから誤った選択をしてしまいます。
しかしその選択を迫られた時、正しい選択を出来る人はわずかかもしれません。
作中で明らかになってくるのは、ルイスと同じように悲しい選択をした人の物語でもあります。
ペットセメタリー基本情報
日本公開日:1989年8月19日
上映時間:103分
監督:メアリー・ランバート
出演者(ルイス):ディル・ミッドキフ
(ジャド):フレッド・グウィン
(レイチェル):デニーズ・クロスビー
(エリー):ブレーズ・バーダール
(ゲイジ):ミコ・ヒューズ
(パスコウ):グラッド・グリーンクイスト
ペットセメタリー・ストーリー
あの境界を越えてはいけない、ペットの墓地の奥にある事実
田舎町に医者として引っ越してきたルイス親子。
ルイス家は妻のレイチェル、娘のエリー、息子のゲイジそして飼いネコのチャーチ。
家の前の大きな道路にはオリンコ社のトラックが昼夜問わず走っている。
家の裏に細い道がありそこはペットたちの墓地、ペットセメタリーがあると近所に住むジャドに教えてもらう。
ルイス家はジャドと共にペットセメタリーを訪れる。
ルイスの初出勤の日、赴任早々に1人の若い男性が事故にあい病院に運ばれる。
既に手遅れであったがルイスは懸命に男性を助けようとする。
しかし男性(パスコウ)は亡くなってしまう。
パスコウは死に際に知らぬはずのルイスと名前を謎の言葉を残す。
その晩パスコウはルイスの前に現れて、ルイスをペットセメタリーに連れていく。
夢であって欲しいと願うルイス、ペットセメタリーの奥に進んではいけないとパスコウは言う。
気が付けばベッドの上で目覚めたルイスであったが、足が土で汚れていたので夢でなかったと知る。
感謝祭を控えてルイスを除く3人は、レイチェルの実家であるシカゴに向かう。
ルイスはレイチェルの父親とは馬が合わない。
ある朝ジャドから猫のチャーチが死んでいると連絡が入る。
エリーが悲しむと思いながらもジャドとペットセメタリーに向かうルイス。
しかしジャドが連れて行くのはペットセメタリーの更に奥の森の中だった。
険しい森や岩場を越え着いた先はミクマク族の墓地だった、そこにチャーチを埋葬した。
翌朝、埋葬したはずのチャーチがルイスの前に現れた。
受け入れられない悲劇ゲイジの死「時には死の方がいい」
ある日、ルイスたちは庭で凧揚げを楽しんでいた。
目を離したスキにゲイジは凧を追って道路に出てしまう。
そしてゲイジはトラックに跳ねられて亡くなってしまう。
ゲイジの死後、レイチェルとエリーはシカゴに向かう。
1人家に残るルイスは決断していた、ゲイジをミクマク族の墓地に埋葬すると。
ジャドから、かつて同じ事をした結果を聞いてはいた。
墓から蘇った人間は、姿こそ同じだが全く別の怪物になっていると。
レイチェルはパスコウからルイスが過ちを犯そうとしてると教えられ、家に帰ると決断する。
しかし、かつて病気の為に死亡した姉のゼルダが阻もうと邪魔をしてくる。
束の間の喜びが悲劇に変わる
ゲイジを埋葬して疲れ果てて眠るルイス、何者かがルイスの手術用のナイフを抜き取る。
最初の犠牲者は異変に最初に気づいたジャド、彼の家に蘇ったゲイジが隠れていた。
恐ろしく蘇ったゲイジはジャドを殺害する。
何とか家に戻ってきたレイチェル、ゼルダとゲイジの声に導かれジャドの家に入ってしまう。
そこでレイチェルが目にしたのは亡くなったはずのゲイジ。
レイチェルは喜びのあまり涙し、ゲイジを抱きしめるが・・・
最悪の選択、悲しくて怖い物語の結末
レイチェルの悲鳴でルイスは目を覚ます。
そこにレイチェルのの父親から電話がなる、レイチェルの身を心配しての電話であったが、ルイスは電話を切る。
そして再び電話が鳴った相手はゲイジ、ルイスは事態を把握する。
ルイスはまずチャーチを殺害する。
ジャドの家に入りレイチェルの名前を呼ぶルイス、しかし返事はない。
そしてジャド、レイチェルの遺体を目にするルイスを悪魔の様な形相のゲイジが襲ってくる。
ゆっくり近づいてくるゲイジ、楽しかった思い出に浸りながらもルイスはゲイジを殺害する。
そしてルイスは再び誤った選択をする。
夜1人で家にいるルイス、ドアを開けたのはレイチェル。
2人は抱き合う。ルイスの悲鳴と共に悲しくて怖い物語の幕は下りる。
「ペットセメタリー」悲しくて怖い物語のまとめ、感想
今回はホラー映画「ペットセメタリー」を紹介させて頂きました。
主人公ルイスの選択は、誰もが考える選択だと思います。
悲しいが故に怖い結末は、何度見ても胸が痛みます。
是非「ペットセメタリー」を見て感じて欲しいです。
これからもおすすめ映画を紹介していきます。
それでは次回の記事でお会いしましょう。
ありがとうございました。