ガリレオ「容疑者xの献身」2人の天才学者の悲しい結末を考察
出典:ZoomMovie
こんにちは、たけしゃんです。
今回は一生手元に置いておきたい超おすすめ映画DVDハズレなし「容疑者Xの献身」を紹介します。
テレビシリーズを通して絶対的な人気を誇る本格派ミステリです。
事件を解決することで、誰も幸せにならないかもしれない。
しかし事件を闇に葬ることは出来ない。
苦悩するガリレオ、石神、松岡親子、そしてガリレオを見守る内海の姿を描く、悲しくも切ない物語です。
著者・東野 圭吾の小説の映画化ですが、主人公ガリレオ(湯川 学)演じる福山 雅治の演技は
映画ならではの世界観を創り、引き込まれる事間違いなしです。
今回の敵は直接の犯人ではなく、旧友の(天才数学者・石神 哲哉)堤 真一です。
変わり者の天才を演じる2人の対決は見ものです。
そして内海薫演じる柴咲コウ、刑事の感に頼った捜査は2人の天才と真逆で人間味にあふれています。
石神の前に現れた靖子と美里、2人のために献身的に巧妙なトリックを作る石神。
本作は悲しい愛と歪んだ愛の両側を映しています。
推理映画という枠を越えた、感動を覚える事間違いなしです。
それでは映画「容疑者Xの献身」を見ていきましょう。
ガリレオ「容疑者xの献身」の魅力、おすすめ理由
・推理映画が好きな人におすすめです。
本作では様々なアリバイトリックが使われています。
作中集中して見ていないと、「え!!今のシーン何」となる事もあるので気を付けて鑑賞して下さいね。
自ら推理しながら作品を見る事も楽しめる要素の1つです。
・ガリレオの物理的推理にしたをまく
本編スタートから「ありえない」を実験により「ありえる」に変えていく
物理的考えは「ほ~、なるほど」と納得させられます。
物理で説明できない事には興味を示さないスタンスはちょっと変わり者に見えますが、
時折見せる人間らしさが、魅力です。
・天才物理学者ガリレオと天才数学者石神の対決に目が離せません
なんと2人の天才は学生時代の友達、お互いを認め合うほどの仲。
石神もまた変わり者であるが、心に想う人(松岡 泰子)のために緻密な計算で事件を隠します。
そして旧友である、ガリレオ(湯川)と対決する姿は悲しくも儚く写ります。
どちらの方が優れているという次元を超えた戦いが魅力です。
・花岡靖子と花岡美里の健気に生きていく生活が壊れていく様は胸が痛みます。
母子で決して裕福ではないが、しっかり生きている靖子と美里。
そこに元夫が現れて、2人の幸せが壊れていくのを見るは辛いです。
普通なら隠しおおせる事がない事件を、良心を痛めながら隠す選択をした姿にも胸が痛みます。
以上の様な点が相まって物語を展開させていきます。
ガリレオ「容疑者xの献身」基本情報
公開日:2008年10月4日
上映時間:128分
監督:西谷 弘
出演者(湯川 学)ガリレオ:福山 雅治
(内海 薫):柴咲 コウ
(草薙 俊平):北村 一樹
(花岡 靖子):松雪 泰子
(花岡 美里):金澤 美穂
(石神 哲哉):堤 真一
(富樫 慎二):長塚 圭史
受賞歴
本作の原作小説は、第6回本格ミステリ大賞、第134回直木三十五賞など。
ガリレオ「容疑者Xの献身」ストーリー
事件は旧江戸川で顔の潰された死体が発見される事で始まる。
その死体を警察は富樫 慎二と断定する。
事件前慎ましく生活していた松岡親子の前に突然松岡の元夫の富樫が現れる。
富樫は母親の靖子に金をせびり美里に暴力をふるう。
揉み合いの末靖子と美里は、富樫を殺害してしまう。
同じアパートに住む石神は松岡家での騒動を耳にした。
警察は、富樫の身元から松岡家を訪ねてアリバイを聞き出す。
そして同じアパートに住んでいる高校教師の石神にも話を聞く。
石神は靖子の経営する弁当屋に通っていた。
そして靖子の事を密かに想っていたため、事件を隠す事に協力する。
論理的な考えで松岡親子に的確な指示を出し警察の捜査を惑わす。
事件に解決に行き詰まった警察の内海は、事件解決のためにガリレオ(湯川)に助けを求める。
初めは興味を示さなっか湯川だが、旧友の石神が事件現場のアパートにいる事を知り事件に関わっていく。
入り混じる人間関係、石神の靖子への想い、湯川の思惑が動きだす。
果たして事件は無事解決し、大団円を向えることが出来るのか。
ガリレオ「容疑者xの献身」2人の天才学者の悲しい結末まとめ、感想
今回は映画「容疑者xの献身」を紹介させて頂きました。
推理映画やサスペンス映画は一度見たら、犯人及び犯行手口は分かります。
しかし名作は、例え何回見ても飽きず、感情が揺さぶられるものだと思います。
容疑者Xの献身もそういった名作の1本であると思います。
事件解決のための推理、人間模様全ての要素が何度見ても新たな気づきを与えてくれます。
ガリレオ映画をもっと楽しみたいと思ったら、ガリレオ「真夏の方程式」もおすすめです。
今回は「真夏の方程式」については多く触れませんが名作です。
一生手元に置いておきたい映画VD記事はそういった名作をこれからも紹介していきます。
それでは次回の記事でお会いしましょう。
ありがとうございました。